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フランスの見どころ:プロヴァンス


  アヴィニョンの見どころ  

ローヌ川のほとりにたたずむ城壁に囲まれた街。夏には演劇祭が行われ、観光客で賑わう。

法王庁宮殿 壁の高さは50メートル、厚さは4mにも達する巨大な建物。ベネディクト12世が建てた旧宮殿と、クレメンス6世が建てた新宮殿と呼ばれる2つの部分からなる。

サン・ベネゼ橋(アヴィニョン橋) 歌で有名なアヴィニョン橋。橋には聖ベネゼを祀るサン・ニコラ礼拝堂がある。

アングラドン美術館 モディリアニの「ピンクの服の女」やゴッホの「路線上の汽車」をはじめ、ドガ、ドーミエ、シスレー、ピカソ、マネなど有名な画家の作品が揃っている。


ちょっと足を延ばして・・・
ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン アヴィニョンから橋を渡って歩いて行ける小さな町。サンタンドレ要塞やフィリップ美男王の塔から見渡すアヴィニョンの街の眺めは素晴らしい


  アルルの見どころ  

ゆったりとした小さな町だが、数多く残るローマの遺跡、おいしい料理、大規模な祭りやパレードなどのイベントにより、毎年多くの観光客が訪れる町だ。
円形闘技場 紀元1世紀に建設されたローマ時代の闘牛場。5,6世紀ごろには要塞に用いられていた。直径136m、収容人数は2万人で、フランス一の大きさを誇る。

古代劇場 半円形の階段式座席をもつ古代劇場。現在は大理石の柱が数本残っている程度だが、今でもコンサートやオペラの会場として使用されている。

サン・トロフィーム教会 ロマネスク様式の繊細で美しい教会。この教会はサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にある教会として、多くの巡礼者が訪れることで有名。彫刻や回廊など、見どころも多い。

ちょっと足を延ばして・・・
フォンヴィエイユ 1866年ドーデが『風車小屋だより』の連作を執筆したドーデの風車はこの村の近くの丘の上にある。

アルピーユ列車 ゴッホもスケッチ旅行に使用したという列車。2001年にアルル〜フォンヴィエイユを結ぶ観光列車として復活した。車窓からは、のどかな田舎の風景が楽しめる。

レ・ボー・ド・プロヴァンス アルルからバスで30分ほどの村。白い石灰岩がむき出しになっている岩山が、廃墟になったレ・ボーの城塞である。


  エクス・アン・プロヴァンスの見どころ  

プロヴァンス地方の政治と学問の中心地であるエクス・アン・プロヴァンスでは、毎年夏になると国際的な音楽祭も行われ、人々で賑わう。有名な画家、セザンヌのゆかりの地でもある。
サン・ソヴール大聖堂 5〜7世紀の様々な建築様式が取り入れられている。美しいロマネスクの回廊、洗礼堂、ニコラ・フロマンの『燃ゆる茨』などが有名。


セザンヌのアトリエ セザンヌが晩年の4年間制作を続けていたアトリエ。当時の様子をそのまま保存している。

ちょっと足を延ばして・・・
サント・ヴィクトワール山 セザンヌが80回以上も描いた『聖なる勝利の山』。エクス・アン・プロヴァンスの東に延びる「セザンヌの道」と呼ばれ、辿っていくとサント・ヴィクトール山が現れる。かつてセザンヌが見た風景が目の前に広がる。




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