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アルルの見どころ |
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二千年の歴史を誇り、ローマ帝国の植民地として発展した街で、サンティアゴ巡礼路の出発点として栄華を極めました。1981年のユネスコ世界遺産に登録されております。 |
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円形闘技場 1世紀に建設された、二層、60のアーチからなるローマ時代の闘技場で、当時は
三層あったといわれている。5,6世紀には要塞として使われていた。
古代劇場 半円形の階段式座席が舞台を見下ろす古代劇場だが、現在は数本の大理石の柱が残るのみ。しかし現在もオペラの会場として劇場の役目を果たしている。
サン・トロフィーム教会 ローマ時代の色が濃いアルルで、中世の趣がある12世紀のロマネスク様式の教会で、中世にはサンティアゴへ向う巡礼者が訪れたことで有名。美しい回廊と彫刻は必見です。
☆ヴィンセント・ヴァン・ゴッホを訪ねて
「ひまわり」「アルルの跳ね橋」などで知られるオランダ人画家ヴィンセント・
ヴァン・ゴッホは35歳の時1888年2月から翌1889年5月15ヵ月あまり滞在し、300点以上の作品を生み出しております。
ゴッホがモデルとした地には作品のプレートが飾られ、実物と比べられます。
「アルルの跳ね橋」「トランクタイユ橋」「黄色い家」(ラマルティーヌ広場2番地)、
「夜のカフェ」(フォーラム広場)、「星降る夜」(ローヌ河岸)、
「アルルの療養院の庭」(エスパス・ヴァン・ゴッホ)、
「アリスカン」(アリスカン・ローマ墓地)など |
ちょっと足を延ばして・・・ |
レ・ボー・ド・プロヴァンス アルルから路線バスで約30分。テーブル状の岩の上に建つ街で、11世紀ころにボーという一族に支配されていたが、衰退の一途を辿り、現在では廃墟という光景であるが、一風変わった光景が人を惹きつけている。ジャン・コクトーの「オルフェの遺言」はこの街で撮影された。
フォンヴィエイユ アルルよりバスで15分ぐらい。この村の近郊に一騎の風車小屋が建っているが1886年に執筆されたアルフォンス・ドーテの「風車小屋便り」の舞台となった風車。
サント・マリー・ド・ラ・メール アルルよりバスで50分ぐらい。キリスト教の巡礼地で、キリストの亡き後、3人のマリア(聖母の妹マリア・ヤコブ、ヤコブとヨハネの母・マリア、マグダラのマリア)が小舟で流れ着いたと言われている地。さらにサファリツアーや自転車でカマルグ湿原地帯まで足を伸ばしてみては? |