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アヴィニョンの見どころ |
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紀元前6世紀頃、マルセイユからローヌ川上流を目指したギリシャ人たちの拠点として拓かれた古都。14世紀には法王庁がこの地に移転し、約1世紀にわたって、ローマ法王領として栄華を誇った。 |
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旧法王庁 12世紀にローマ法王庁とフランス国王の間で争いが絶えず、1309年にフランスの圧力に屈する形でアヴィニョンに法王が移住し、68年の間7代の法王がアヴィニョンにて即位した。宮殿は高さ50m、厚さ4m、1万5千mと広大な敷地だが、フランス革命の際に聖像など持ち去られ内部は閑散としている。屋上からの眺めは素晴らしいです。
プティ・パレ美術館 アヴィニョン派やイタリア絵画を中心とする傑作が展示されている。
ロシェ・デ・ドン公園 旧法王庁横の坂道を上がっていくと公園に出る。ローヌ川に架かるサン・ベネゼ橋や対岸のヴィルヌーヴ・レザヴィニョンの街を臨む事が出来る。
サン・ベネゼ橋 「橋の上で、踊ろうよ、踊ろうよ」でお馴染み「アヴィニョンの橋」の唄の舞台がここ。正式にはサン・ベネゼ橋と言い、1177年のベネゼという牧童が神のお告げによって、この橋の建築するため資金集めに一生を奉げたというエピソードに由来する。
10年程掛かって全長900mにも及ぶ立派な石橋が造られたが、度重なるローヌ川の氾濫により、
当時22あったアーチのうち、現在ではわずか4つを残すのみとなっている。
アングラドン美術館 パリの美術コレクターであるジャック・ドゥセの収集品を美術館として開館した。ドガ、ドーミエ、シスレー、ゴッホ、ピカソ、フジタ、マネ、セザンヌ、モディリアニなど日本人にもお馴染みの画家の作品が展示されている。 |
ちょっと足を延ばして・・・ |
アヴィニョン対岸(ヴィルヌーヴ・レザニィニョン) サンタンドレ要塞、フィリップス美男王の塔などの高台からアヴィニョンの街を眺めてはいかがでしょうか。
ポン・デュ・ガール ローマ時代の水道橋で高さ48m、2000年前もの前に造られたもので当時は50kmの距離を1日2万立法メートルの水を送っていた。アルルから公共バスにて45分ぐらい。
サン・レミ・ド・プロヴァンス 予言者として有名なノストラダムスの生誕の地。またヴィンセント・ヴァン・ゴッホのゆかりの地で、町外れにはゴッホの作品にちなんだ遊歩道が設けられている。ゴッホが入院していた精神病院「サン・ポール・ド・モーゾール修道院」や紀元前6世紀のグラヌム遺跡などを見ることが出来る。 |