ハルシュタットは今回の旅の中では、ちょうど折り返し地点。今までに見たことのないような壮大な景色に時間を忘れて見入ってしまうぐらい、私たちを癒してくれた場所でした。湖が見えるレストランで食べた魚料理はとても美味しく、たまたま教会で行われていたコンサートにも入れてもらうことが出来、1泊してゆっくりとハルシュタットを満喫出来て良かったです。
ハルシュタットへ向かう時に、乗り換えの駅を間違え、1つ前の駅で降りてしまいまさかの次の電車まで、1時間待ち…。なんとっ!次の電車がハルシュタットへ行く最終列車で、ギリギリセーフでハルシュタットへ着くことが出来ました。予定よりも長い電車の旅になってしまいましたが、途中の景色も綺麗で素敵な電車旅でした。
元気をチャージした所でチェスキークルムルフへ。長距離タクシーでの移動だったので、とても楽でした。チェスキークルムルフでは、まず…5つ星ホテルに感動!歴史を感じられる美術館のようなホテルで、新婚旅行らしい贅沢なホテルでした。街は川で囲まれた綺麗な街。建物が可愛く、ここでもたくさん写真を撮りました。中でもチェスキークルムロフの展望台からの景色はこの旅1番の綺麗さと可愛さを兼ね備えており、感動でした。展望台までの道のりは、かなり急な階段で途中辛く、引き返したくなりましたが、そんな気持ちも吹き飛ぶぐらいの絶景でした。展望台を降りるともう夕方。チェコといえば…ビール!と張り切って、名物料理のダックのお店へ。そして、ライトアップされたお城が見えるお店でまた1杯。そしてもう一軒!と思ったら、22時頃にはお店が閉店し始めており、不完全燃焼に終わった1日目でした。ハルシュタットの街も閉店時間が早かったですが、チェスキーの街も閉店は早く、要注意です。そんなこんなで、翌日はお昼からたくさん飲みました(笑)
チェスキークルムルフからプラハへ。ドイツで買ったお土産やスーツケースがあり、石畳の道はかなり大変。しかし、そんな私たちであろう。と予想し、バス停から近いホテルにしてもらってあり、担当の方の優しい心遣いが、本当にありがたかったです。プラハへは高速バスで移動。バス停とホテルのある駅は少し離れており、バスを降りたところでここはどこ?とかなり焦りましたが、親切なチェコの人に助けられてなんとか駅へ。駅に行ったはいいけれど、駅名が読めず券売機の前で困っていると、「大丈夫?」と声をかけてくれたおじさん。切符を買ってくれて、行き方を教えてくれただけでなく、かなり高速のエスカレーターにびっくりしていると、荷物を1つ持って降りてくれるという親切さ。今回の旅は親切な人にたくさん出会い、人の温かさを感じました。こんなところも個人旅行の魅力の一つですね。
プラハの街ではとにかく迷子になり、とにかく歩きました。特にプラハ城の入場券の買い方が分からず、出会う人に聞いてみるのですが、皆違うことを言うので、坂を登ったり…降りたり…と、とても大変でした。何時間も彷徨い、もう諦めたい…と思う程でしたが、プラハ城の中にある、聖ヴィート大聖堂はすごい迫力で一見の価値ありでした。プラハの旧市街広場はおとぎの国に迷い込んだようで2人共お気に入りの場所です。シャボン玉を飛ばすおじさんや、音楽を演奏している人、手品をしている人など、にぎやかで、時間があれば何時間でも居たい場所です。ただ、とにかく観光客が多く、最終日は頑張って早起きをして静かな広場で写真を撮りました。プラハの街はチェスキークルムルフと違い、夜遅くまでやっており、ビールのリベンジをしました。ビール製造所ではイタリア人と仲良くなり一緒に楽しく飲みました。また、トリップアドバイザーで調べたイタリアンは自称グルメな2人も舌を巻くほど美味しかったです。あのお店はいつかまた行きたいお店の一つです。
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