イタリア旅行の寄り道: 南部





ナポリ
 イタリア南部の港町。「ナポリを見て死ね」と言われる程魅力ある町。様々な支配者が通り過ぎた町には、ナポリ特有の気質が生まれた。


@国立ナポリ考古学博物館:ギリシャ・ローマ美術を収集した博物館。
A国立カポディモンテ美術館:ヴェルサイユの庭園をモデルにした庭園の建てられた王宮内にある美術館。
Bヌオーヴォ城:13世紀のアンジュー家の城。4つの円筒状の塔をもつ城壁で囲まれている。
Cスパッカ、ナポリ:にぎやかな市場、洗濯物がたなびく活気ある下町。クリスマスの前には”プレゼピオ”の材料のお店が軒を連ねている。



世界遺産:ナポリ歴史地区


ポンペイ
 ヴェスヴィオ山の火山灰で埋もれた古代都市。


@アポロ神殿、ジュピター神殿
A妖艶な絵が描写されているヴェッティの家
Bスタビアーネ浴場
C12000人収容の円形闘技場
D秘儀荘


*ナポリから列車で約30分
世界遺産:ポンペイの遺跡


カプリ島
 ローマ皇帝が別荘を築いたリゾート地。


@カプリ地区:港からケーブルカーで登ると島の中心地ウンベルト1世広場、カフェで寛いでリゾートの華やかさを味わって下さい。
A青の洞窟:光の屈折の関係で深い青色になる洞窟は奥行き55m、高さ15mだが入り口はわずか1m。

*ナポリからフェリーで約40分


イスキア島
 風光明媚な島で、ゆったりと過ごすのに適したリゾート地。あちこちに温泉が湧き、その効能も様々。またブドウの産地でワインもおいしい。


@アラゴネーゼ城:紀元前474年に築かれた要塞が起源。海賊の襲撃から逃れる砦にもなった。
A”ポセイドン”という温泉ランドで1日ゆっくり過ごしてみては


*ナポリからフェリーで約1時間20分


ポタジーノ
 白い家々が断崖に重なるように建つ光景はまさに絶景、映画の舞台になるのもうなずける。絶景を楽しむには船からの眺めがお勧め。また白い路地に並ぶお土産屋さん眺めるのも楽しい。

@サンタ・マリア・アッスンタ教会:島のランドマーク。

*ナポリからソレントまで列車で約1時間、ソレントからバスで約45分


ラヴェッロ
 標高350mの切り立った断崖の上にある町。アマルフィ海岸の眺望が素晴らしい。ワーグナーが「クリングゾルの花園」を作曲した。


@ヴィラ・ルーフォロ:毎年7月にはルーフォロ荘の海の見える庭園でワーグナー音楽祭が開かれる。
Aヴィラ・チンブローネ:庭園の海に張り出したテラスからのパノラマが素晴らしい。

*ナポリからサレルノへ列車で約1時間20分、サレルノからアマルフィまでバスで約1時間30分、アマルフィからバスで約30分


カゼルタ
 ブルボン家の王宮を中心とした町。


@王宮:ヴェルサイユ宮殿を真似た王宮で、宮殿の部屋数は1200もあり、また3kmもある広大な庭園を持つ。

ナポリからバスで約1時間
世界遺産:カゼルタの18世紀の王宮と公園


パエストゥム
 古代ギリシャ神殿が保存良く残された遺跡の町。紀元前にギリシャ人が植民地としてこの地に神殿を建てた。


@パエストゥムの遺跡:4.5kmの外壁に囲まれた遺跡で、ケレス神殿、集会所、古代劇場、バジリカなど多くの遺跡がある。

*ナポリから列車で約1時間30分
世界遺産:パエストゥムの遺跡


アルベロベッロ
 高い円錐形の屋根を持つトゥルッリで有名な町。灰色の積み上げた屋根と白い壁の家はまるでお伽噺に出てきそう。
 しかし、現在は住んでいる人は少なく、多くはお土産屋さんとか食品を売るお店になっている。



*バーリから列車で約2時間弱


レッジョ・ディ・カラブリア
 中村俊輔選手が所属するレッジーナはここが本拠地。

@国立博物館:先史時代の発掘品や地域の画家の作品が展示されている。

*ナポリから列車で約4時間〜4時間半


 
(アマルフィのお店にて)


 
(サレルノ)


TOPページへ