ポズナニ
建国の968年から1039年にかけてポーランドの首都だった。現在は商業都市として栄え、国内最大の国際産業見本市が開催される。
@旧市庁舎:13世紀にゴシック建築として建てられたが、第2次世界大戦で焼失、ルネサンス様式で再建。市の歴史博物館として公開。
Aポズナニ大聖堂:ポーランド最古のキリスト教会。
B文化宮殿:プロイセンのヴィルヘルム2世の居城として1905〜1909年にドイツ・ロマネスク様式で建てられた。
*ワルシャワェから列車で約2時間50分〜3時間55分
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ヴロツワフ
シレジア地方の中心都市。モンゴル人、ボヘミヤ人、ハプスブルク家、ドイツと支配者が変わり、その分、文化遺産が豊富。
@旧市街広場:ポーランドを代表する中世市場の1つ。13世紀の半ばに造られ、周囲を美しい建物が囲んでいる。特に歴史博物館として内部を公開している市庁舎は印象的。
*クラクフから列車で約3時間23分〜4時間49分
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マルボルク
ドイツ騎士団の要衝だった城。ヨーロッパでも指折りのゴシック建築の城も、今は博物館として公開されている。
*クラクフからバスで約1時間20分
世界遺産:マルボルク城
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ザモシチ
ポーランドの貴族がイタリアに憧れ、1580年にイタリアの建築家を呼んで建設した町。戦災を免れて世界遺産になった。
ほぼ5角形の堡塁に囲まれ、コサック、モンゴルスウェーデン軍などを退けた要塞都市でもある。
大広場が街の中心で市庁舎があり、西には旧ザモイスキー宮殿がある。
*ワルシャワェから列車で約5時間
世界遺産:ザモシチ旧市街
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ザコパネ
タトラ国立公園になっているリ山岳ゾート地の滞在拠点となる町。ポーランドにおけるスキー発祥の地として多数のスキー場が整備されている。
また作家や作曲家など芸術家が好んで居を構えた。
*クラクフからバスで約2時間強
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ルブリン
バルト海と黒海の交易路の上にあり、11世紀から繁栄した。しかしそれが災いして戦火にも見舞われた。
@クラクフ門:モンゴル防衛のために造られた。城壁とともにゴシック建築。
Aルブリン城:14世紀にはすでに築かれていた。内部は博物館になっている。
*ワルシャワェから列車で約2時間〜2時間50分
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ショパンの生家
ジェラゾヴァ・ヴォラでショパンは生まれた。ポプラ並木がきれいな公園の中にショパンの生家がある。現在は博物館となっている。
5月から9月の毎週日曜日にピアノコンサートが行われる。
*ワルシャワからバスで約1時間15分
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